おっぱいとペンギンのお話
- 作者: 森見登美彦,くまおり純
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: 文庫
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ペンギンハイウェイを読みました
おっぱいとペンギンのお話です
どこかの新興住宅地、賢い少年アオヤマ君
彼はとても賢く、色んなものを研究している
町を流れる川の源流を探る探検に、歯医者で働いているお姉さんのおっぱいの不思議
ある日、ボクらの町に突然ペンギンが現れる
この不思議な事件と、お姉さんは何か関係ある
果たしてお姉さんとペンギンの関係とは…
そんなお話、少年少女が町に突然現れたペンギンと〈海〉の不思議を研究する
とても柔らかな雰囲気の町で繰り広げられる
少年少女の冒険物、と言っても良いだろうか
過去の森見登美彦さんの作品と言えば京都を舞台とした物が印象にある、今回はどこかの新興住宅地。
今作はアニメ化されていて、小説も終盤に差し掛かった時点で読み終える前には、我慢できずに劇場アニメのDVDをTSUTAYAに借りに行ったものだ
読んでいる最中から、アニメ映えしそうだなアニメも絶対観てみようと強く思った作品。
アニメの方もとても良く、雰囲気があり
〈海〉の描写あたりは、アニメが分かりやすくイメージ出来るものだと思う。お姉さんの声優さんがとても良く、雰囲気があって
お姉さんのお姉さんっぽさがすごく合っていた
映像化となると、当然色々端折っているので
アニメしか観ていない人は、ぜひ小説もオススメである。
町の探検のお話や、スズキくん帝国との激しい攻防などなど
森見登美彦作品はこれで三作読了
まだまだ読みたい森見登美彦作品
森見登美彦ワールドにもっと浸りたい
『有頂天家族』は、過去にアニメは観たので小説版も読んでみたいし、『夜行』も読んでみたいが、今のところ一番読みたい森見登美彦作品は『熱帯』なのだが、いかんせん文庫化されていない。あの分厚さで文庫は中々の物になりそうだ、そもそもされるか分からない文庫化を待つのか単行本を買うべきか、そこが問題だ。