Piyochiのブログ

ゲームと漫画とミステリの話をしようと思う。

Apex legendsの話

Apex legendsが面白い

 

ps4で現在配信中のバトロワFPS

基本無料で、キャラクターのアンロックや

スキンやセリフなどが、課金要素

課金無しでも十分楽しめる内容になっている。

 

バトロワ物の例によって、ばらけて武器アイテム集めながらドンドンと安全地帯が狭くなっていくマップで、死闘を繰り広げ最後まで生き残ったチームが勝利となる。

この辺のシステムとしては従来の(と言えるほどバトロワというジャンルが確立されている)物と変わらずなのだが、大きく違う点が3つある

 

1つ目は、3人1組のチーム戦であること

 

現在、チーム戦のみでフレンドなどと一緒遊ぶ事もできるが、ソロで申請した場合も3人1組でチームを組んで戦うことになる。

3人1組×20組 計60名が勝利を目指して戦う

 

FPSゲームバトロワゲームに不慣れなプレイヤーは、チームに迷惑を掛けるのではと不安に思う人もいるかも知れないがそこは心配ゴム用である。

基本を抑えておけば、特に問題は無いかと思う。基本については後ほど触れたいと思う。

操作に関しては、練習モードもあるのでキー設定や感度調整などに利用すると良いだろう。

 

2つ目は、キャラクター毎の違い

 

従来の作品であれば、キャラクターの性能差というのは無く、差が出るのは拾えたアイテムに依るところが大きかったのだが、今作はキャラクター毎にスキルを持ち、チーム内で同キャラは使えないのでその組み合わせが1つの特徴となる。

 

・パッシブスキル

・戦術アビィリティ

・アルティメットスキル

これら3種類が各キャラクターに備わっており

これにより各キャラクターの特色とチーム内でのシナジーを産む結果になり多様な戦略が可能になっている。

 

現在は、それぞれ特徴の異なる8キャラクターがおり、今後増える予定もあるようだ

最初は2キャラクターがロック状態だが、アンロックにゲーム内ポイント若しくは課金が必要となる

しかし、ゲームを続けていればいずれアンロック出来る様になっているので安心して欲しい。(レベルで言うと23と43辺りで1キャラづつアンロック出来るポイントが貯まるはずだ。)

夢中になって遊んでいたらすぐに使えるようになる。

 

 

3つ目は、死亡した仲間のリスポーンが可能な点

一度倒れてノックダウン状態でも仲間に起こして貰えるというのは、過去のバトロワにもあったが、今作は更に完全に倒れてしまった後でも

特定の手順、場所でリスポーンさせることが出来るのが新鮮なゲームプレイをもたらす。但し時間制限はあるのでいつでもと言うわけには行かない。

この点がチーム意識を更に高めるものになっており、何とか仲間を復活させ勝利出来た時は格別の喜びがあるものだ。

 

今までのバトロワと何が違うの?と言われたら

上記の3点が主な違いと言えるだろう。

 

ちなみに今作は、タイタンフォールの世界観?を踏襲してるらしいのだが、ロボットに乗り込んで戦うことは無いし、壁を走ることも無い。

高い所から落ちてもダメージは無く、壁をよじ登ったりスライディング出来たりと高低差を利用したスピーディな戦いが可能になっている。

 

基本的な事について

 

仲間と離れ過ぎない事

コレ、トテモ大事

最初はこれを意識して置くだけで良いと思う

離れた所でやられてしまうと助け起こすのも間に合わなくなってしまうのだ。

但し、あくまで"離れすぎない"であって近すぎても良くは無い、同じ建物や同じサプライボックスを調べていては、お互いにアイテムが集まらないので

適時バラけてアイテム捜索しつつ、敵を発見した場合は合流して対処するなどする事。

 

それには随時マップを確認し、状況を判断して、仲間に置いて行かれない様

アイテムの選定も素早くするなど

必要なスキルが身について行く事だろう。

 

少し慣れてきたら、敵発見報告や移動方向の指示

不足アイテムの要求や発見報告など仲間とのコミュニケーションを取りつつ装備を揃えて決戦に備えるのが良いだろう。

 

特に、ヘビィ弾やエナジー弾を使いたい場合は、欲しいアピールを積極的にしていくと良いかも知れない

optionボタンを押してメニューを開き

弾のマークの所へカーソルを持っていき報告(R1ボタン)すると

仲間に対して◯◯の弾が欲しいよ!とアピールするので、気がついた人が見つけた時に教えてくれるだろう。

この機能は他にも足りていないパーツやアーマーバックパックなどもアピール出来るので活用してみよう。

VCの出来ない環境でも、これらを活用する事で仲間とコミュニケーションが取れる。

 

敵発見報告は大事

仲間が戦闘に入ってもどっちに敵が居るか分からないと、駆けつけるにも慎重になってしまい手遅れなんて事も有り得る。上手く裏を取ったり取られたりするのもチーム戦の醍醐味だろう。

自分達の状況、相手の状況それらを判断する為にも報告は大事。時には一旦引くも良し

攻め方を考えるにも情報は必要だ。

 

 

武器種について

今作は様々な武器種があるが、どれも一長一短ある印象

特別、死に武器というのも無い気がする

流石に後半戦にハンドガンは不足だが、最序盤においてはそれも活用されるしマグナムはかなり使いやすい方だ

近距離ならショットガンも強いが、SMGも十分強い

アサルトでパーツが揃ってる場合など中距離はかなり当てやすいし、LMGの制圧力も侮れないし、終盤離れた位置での牽制し合いの場面でスナイパーが輝く事もある。

まぁ良し悪しはプレイスタイルと状況次第なところと言える程度にはバランスが取れているのだろうと素人感覚ですが。

プロレベルになると感想も違うのかな。

 

キャラクターについて

現在8種のキャラクターがいるが、これも一長一短ではあるが、それぞれのスキルに軽く触れていこう。

そこまでやり込めていないのであくまで現在の印象程度

 

ブラッドハウンド

索敵で優位を作るキャラクター

パッシブは、足跡を感知出来るのだがVCでも無いと中々有効に伝わらないかも知れない。

R1で報告をすれば、少なくとも数十秒以内に敵がいたことは伝わる。

戦術アビは、狭い空間などで敵が潜んでいた場合有効だが、敵からも発生が視認できるので

居場所がバレてしまうリスクもあるので

無闇に使うのは避けたい。

 

ジブラルタル

腕のシールドとシールドエリアで味方を守る

パッシブは、遠くから視認されやすいリスクがあるが、オンオフ切り替え出来るので上手く利用したい。

戦術アビのシールドは、攻撃のみで敵本体は通過できるので過信せず障害物を作り出す程度の認識で。

ドスコイ。

 

ライフライン

スキルはどれも強力サポートキャラクター

パッシブは、仲間を起こすスピードが早くシールドがあり、回復アイテムの使用スピード25%減

起こしシールドは恐らく破壊不可なので、上手く利用して起こしてあげて欲しい。

戦術アビの回復は言わずもがな。

ウルトの、ケアパッケージは高品質アイテムが出やすいので積極的に使っていこう。

ウルトゲージを貯めるアイテムも利用すると良いだろう。あのアイテムを見つけたよ報告をされるのは、ライフラインが使ってケアパケ呼んでねと言う意味

 

パスファインダー

移動特化で仲間を導くキャラクター

パッシブは、リングの位置を確認できるのだが

これがハマると一方的優位に導ける事もある

終盤、リングの位置にある建物を先に制圧し

有利な立場で迎え撃つなど。

ウルトは、ジップラインを設置

これを利用して通常のよじ登りでは行けない場所に行ったり、一気に距離を稼ぐなどに利用出来る。これはマップに残るので敵も利用出来る事を忘れてはいけない。

 

レイス

次元を移動し敵を撹乱するキャラクター

パッシブの効果がよく分からない。

戦術アビは、使い勝手の良い短時間無敵アビ

姿も見え辛くはなるが、よく見るとその軌跡がキラキラと光って見えバレてしまうので要注意。

ウルトは、中々有効利用が難しいポータル

仲間との合流くらいにしか見かけない

パスファインダーのジップラインに似ている移動スキル

戦術アビが使いやすく優秀な分、他が抑えられた印象を受ける。

 

バンガロール

攻守揃ったバランスキャラクター

パッシブは、スプリント中被弾すると移動速度が上がると言うものだが、これが攻守共に大きく貢献する。突然敵と出会った時など一時体制を整える際や仲間の所まで引く場合など有効な場面は多い。

戦術アビのスモークランチャーも、攻撃にも防衛にも使える、特に黄色ランクの照準装置と組み合わさるとスモークの中でも相手が赤く表示されるので強味が増す。

ウルトも中々に強力で、広範囲に爆撃を要請

1発はそれほど痛く無いので体力が有れば耐えられるが、エフェクトも派手なので視覚的にも優位に立つことができる。

 

コースティック

毒を撒いて仲間を守るキャラクター

こちらはロックされたキャラ、ゲーム内ポイントなどでアンロックできる。

戦術アビは、毒トラップ

置いたものがハイライトされ味方も観れるので

これを要所に撒くことで、壊された時などに敵を探知でき、最終盤に建物で立て籠もる場合などかなり有効。

毒自体のダメージはそれ程高くないが

パッシブ効果で、自身は毒の中で敵がハイライトされる点もあり視界を奪う役割の方が大きいかもしれない。

ウルトは、広いエリアに毒を撒ける

建物の中に立て籠もる相手に投げつけよう。

 

ミラージュ

幻影を操り敵を撹乱するキャラクター

こちらもロックされたキャラ

パッシブは、倒された時に発動するもので

お陰で逃げ切れ起こして貰えるなんて場面もある有用。

戦術アビは、任意の方向に幻影を走らせるのだが、敵からは判別が付きにくくうっかり幻影を撃ってしまいこちらに居場所がバレるなんて事もある。結構騙される人も多い

使い方にセンスが問われる。

 

空爆やシールドエリア、ケアパケなどこちらの居場所がバレるリスクもある各スキルではあるかま

これらを上手く利用して勝利しよう。

 

そして

最後に伝えておきたいことがある

3つ目の所にも書いたが、今作はリスポーンが可能なゲームなのでダウンしても味方が助けてくれるかもしれないのだが

中には早々に諦めて抜けてしまう人もいるが

頑張って仲間を助けようとしてる間に抜けられると悲しいのでもう少し様子を見てあげて欲しいという事だ。

 

中にはこんなドラマチックな展開もあったので聞いて欲しい。

 

比較的序盤、良いペースでアイテムも集まり

最終決戦に向けて準備を整えていた矢先

突如敵に襲われる我らがチーム

1人先行していた中、奇襲にあい、地理的不利も重なり、なんと仲間2人がやられてしまった

ノックダウン状態から更に追い討ちを喰らい

死亡してしまった2人、そうすると仲間の内1人はその瞬間に退出してしまったのだ。まだ時間的余裕はあったはずなのだが、無理であろうと諦めてしまったらしい。とても悲しい場面だ。

 

しかし諦めずに戦い、何とか立ちはだかる敵を全てなぎ倒し

死亡状態であったが仲間を信じて待ち続けた1人を時間内に助け出しリスポーンさせる事に成功、その後何度となく倒れるその仲間を助け起こし手を取り合い最後は2人で協力し優勝まで漕ぎ着けた。感動した。

 

Apex legendsはこれがあり得る話なんです

なので

やられてしまっても、見限ってしまう前に仲間を信じて最後まで諦めないでほしい。

 

 

 

 

まぁ助けられた側なんですけどね。

 

 

私の頭の中の話

皆さんは「私の頭の中の消しゴム」という映画を知っているだろうか?

私は観たこと無いのだが、公開時に話題になった作品で、題名にインパクトがあったので覚えていた。

若年性アルツハイマーを扱ったものらしく、恋人の記憶が消えていってしまうと言った内容の様だ。

現在、Netflixやprime videoなどで配信しているらしいので気になった方は是非

 

しかし今回は映画の話と思いきや、実は映画ではないのだ。

日々頭の中でぐるぐるしてる

「書きたい事」「勉強したい事」「纏めたい考え」

そんなこれらを軽く纏めてメモ代わりに書いてみようかと、そこで思いついた題名が消しゴムで無く

「私の頭の中の鉛筆の話」にでもしようか

最初はこれにしようかと思ったのだが

「私の頭の中の鉛筆」というフレーズが

すでに使われています状態だったので

「私の頭の中の話」になってしまった

しかし、これだけだとつまらないので導入部分に元の元ネタの話を入れ込んで見たという訳だ。

ただそれだけの話。

何のことやら。

 

 

と、この様に題名と導入部分とはあまり関係の無い話を始めるというのは、文章としては良くない構成であるらしく

例えば今回であれば、「映画」「韓国」(韓国映画なので)「若年性アルツハイマー」「病気」「恋愛」などなど

直接ないし間接的にでも関係のある話に流れていくのが一般的であるかと思う。

表現と言う大きな意味では関係なくも無いのだが。

小説などで使われている手法として

一見まったく無関係に見える導入部が、読み進めていくと、実は主題と深く関わっていたという

所謂「伏線を回収する」パターンがあり

古今東西様々な小説や映画ドラマ漫画などで、この手の手法は多く使われ評価されているのは

皆もご存知かと思う

個人的にも綺麗に伏線回収される物語は

読んでいてとても気持ちのいいもので

普段ほとんど使われていないであろう私の脳に

何かしらの何とかニンとか何とかミンが分泌されている事だろう。

 

そこで、最近読ませていただいた中でも

とても興味深く面白かった文章が

こちら

 

昭和天皇崩御から30年

ドクターXと見た陛下の最期

https://sp.fnn.jp/posts/00405640HDK

 

上手くリンクが貼れているか不安だが

これはフジテレビ報道局の解説員である

平井文夫氏 投稿の物

テレビで見たことある知ってると言う人も多いかと思う。

 

内容としては、昭和天皇崩御の際、報道の現場にいた平井氏の手記の様なもの

 

この記事、どのような経緯で知ったのかと言うと

このブログ2回目の登場となる例のあの人

にしむらひろゆき氏(2ch創始者として有名)

がツイートしていたのを見たのがキッカケ。

 

ーこの先は軽くネタバレになってしまうので、出来れば記事を読んだ後見てほしいー

 

何気なく読んだこの記事、何が面白いかというとその構成が見事で一種の叙述トリックのような形式になっている

導入部にsummary(概要)として書かれているのだが

・ドクターXの正体

この部分が実に肝要で、最後まで読んだ人なら分かると思うが、ラストの一文にハッとさせられた人も多いだろう。

 

この話が、もしドクターXの正体が最初から明かされていたら…

当然、本人である平井氏は最初からドクターが誰か分かって連絡を取り合っていた訳で

文章としての面白さの為あえて伏せたのだろう

「昭和の終わり」「昭和天皇崩御

「その時報道の現場は」といった主題を描きつつ、まるで体操選手が演技の終わりにバシッと着地を決めるが如く最後の一文に辿り着く。

 

この記事の主役はドクターXなのだろうな

と思い、改めて読み直すとまた一段と味わい深い。

 

普段テレビを見ない私は、平井氏の事を

「なんか見たことある人」程度の認識であったが、この一記事を読んで、報道局の解説員の伝える力と言うのは文才にも現れるものなのだなぁと認識を改める事になったのだった。

 

 

ところで、結局は何が

「書きたい事」だったのか

何が

「勉強したい事」だったのか

それは「文章力」であり「伝える力」というもの

今後ブログと言う名のメモ書きを綴っていくにあたって

もう少し文章の構想(プロット)を明確にし、主題と副題、始まりと終わり、アルファとオメガ、起承転結、序破急

この人は何が言いたいのか、何が伝えたいのか

本当はもっと上手く書きたい、伝えたい

そう言った事をもう少し出来るように気負う事なく練習をして向上していきたいなと

そんな事を今日もおふとんの中で妄想し続けている。

そんな毎日…

 

 

そんな毎日を過ごす私の正体は!?

 

 

 

とはならない。ただのおじさんなんだ。

すまない、トリックも無いし正体も明かされない。

一見関係無いように思えた冒頭の映画の話が

実は関係していた!なんて事もないのだ。

 

ナウシカの話

風の谷のナウシカの話

 

宮崎駿氏の初期の作品、長編映画としては二作目(スタジオジブリが出来る前)

金曜ロードショーなどで観たことある人も多いだろう作品だが、その原作である漫画版はご存知だろうか?

知ってはいるが読んだことが無い人もいるだろうか

そんな人には是非読んで貰いたい

 

漫画版 風の谷のナウシカ

 

 

風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」

風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」

 

 

同監督の天空の城ラピュタは、テレビでも

繰り返し再放送され人気を博し

バルス!」

のシーンではネット書き込みが集中して掲示板やTwitterで通信障害を起こすレベルのお祭になるほどの注目度である

ただし、そんな有名作天空の城ラピュタでも

お笑い芸人ハライチの澤部氏は観た事がないらしい

 

ジブリを観て、ジブリで育ち、私の血はジブリで出来ている。

そんなジブリっ子である私から言わせると信じられないが、もしかしたら最近の若いモンは宮崎駿作品の中でも古い物は観ていないのかも知れないのだ。

 

とは言え、そんな私も若い頃は

ジブリの中で何が一番好き?」

と言われれば

 

ラピュタだね!バルス!」

 

と元気よく答えたものだが、もし今同じ質問をされたら

 

「一番というのは決め難いな、その中でも敢えて選ぶとしたらジブリの枠組みからは少し外れてしまうかも知れないが、宮崎駿作品という意味ではナウシカだね、それも原作である漫画トルメキア戦役バージョンね、あれは本当に良い物だよ映画では語られていないその後がしっかりと書かれていてナウシカの本当の物語を知る事ができるんだ、映画を観ただけで満足してるのかい?それは勿体無いな、映画だけではハッキリとは分からなかった腐海の出来た謎から王蟲ら虫の存在意義、その世界の理(ことわり)、それを知った時ナウシカの選択とは…そんな話なんだよね。

まぁナウシカはまだスタジオジブリが出来る前の作品だし、そもそもジブリ作品と言えば映画の話だろうし、原作の漫画を出すのはどうかと思うかも知れないが、それでもあえて漫画版の話をするのは"あの映画の続き"という意味あいもあるからなんだよね。映画としてナウシカを作りたかった宮崎駿氏が当時は原作の無いオリジナル作品は許可が降りなかったらしく

ならばと、漫画を書いて"原作を作って"それを元に映画を撮ったと言う伝説的な作品でもあるんだよね。

ナウシカ未見でも宮崎駿作品の中で、一つでも琴線に触れるものがあれば漫画版ナウシカはマスト

そう言っても過言では無いね。まぁ僕もラピュタも好きだし洞窟で迷った挙句女の子と二人で目玉焼きトースト食べたいし謎の老人に小鬼かと問い詰められたいし、もののけ(もののけ姫)も大好きで、女の子に干物肉を咀嚼したモノを口移しにして欲しいし「生きろ」なんてカッコいいコピーライトを生み出してみたい、千と千尋(千と千尋の神隠し)も良いよね、謎の食い物を食いまくって豚になりたいし風呂屋では接待される方になりたい、魔女宅(魔女の宅急便)は台詞も覚えているくらい好きだな、女の子を自転車の後ろに乗せて「デートかぁ?」と茶化されたいし何より黒猫飼いたいしお話出来るとか最高か、トトロ(となりのトトロ)も外せないねキンッキンに冷えてやがる美味しそうな野菜にかぶりつきたいし、病床の母にとんもころし贈りたい。とまぁ他にも一杯ある

まぁ結局のところ宮崎駿作品全部好きなんだけどね。ナウシカの映画は観た事あっても漫画版は読んで無い人もいるかも知れないからね

そういう意味でも漫画版、オススメしたいな。」

 

と答えるだろう。

 

殺戮にいたる病 の話

殺戮にいたる病について

 

聞いたことない方には何の事なのか

この人は何を急にヤバい事を言い出したのか

メンタルが病んでしまったのか

とうとう、ダークサイドに堕ちたのか

なんだかヤバい病気の話というわけでは無い

いや、ヤバいはヤバいんだ、ヤバ谷園なのだ

 

しかし心配ゴム用である

 

 

殺戮にいたる病

 

 

とは、我孫子武丸(あびこ たけまる)先生によるミステリ小説で

実は、後から知ったのだが、かなり有名な作品らしく

[小説] [ミステリ] [オススメ]

辺りで検索すれば、大抵の◯◯選!などに名を連ねる名作である。

 

我孫子武丸先生といえば

当時、コンシューマ機のノベルゲームのハシリであった SFC 弟切草 に続く第2作目である

SFC かまいたちの夜 のシナリオを担当されており

選択肢によるマルチシナリオ、犯人を推理して自らが解き明かしていくそのゲーム内容は

当時、中学生の私に大いに刺さるものがあった

特に、友人らと推理を重ね話し合い

正規ルートと思われる正解に辿り着けた時の感動は、今でも忘れる事はない。

 

 そもそも本作品との出会いは

何気なく見ていたYouTubeLIVE

あのにしむらひろゆきの配信である

最近、稀に雑談配信の様なものをやっていて

たまに観るのだが、何処の誰だったかが

ひろゆき氏に質問した

 

「オススメのミステリは何ですか?」

 

こんな感じの簡単な質問だったと思う。

(オススメの小説は何ですか?だったかも知れない)

配信内容は、基本的にリスナーがひろゆき氏に

あらゆる質問を投げかけて、ひろゆき氏が適当に答える(時事問題や人生相談の様なもの)

そんな流れなのだが、その中で偶々耳に入ったこの質問に対して

 

殺戮にいたる病

 

と、サラッと答えていた。

 

何処かで聞いたのかも知れないし、書店で見かけた事があったのかもしない

その題名にピンときて何か引っかかるものを感じ、早速検索をしてみると上記の通り、あの我孫子武丸先生の作品との事ですぐさまポチることに抵抗は無かったのだった。

 

 

新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)

新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)

 

 

"東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねる

シリアルキラーが出現した。

くり返される凌辱の果ての惨殺。"

(本書の裏表紙より一部抜粋)

 

裏表紙に書かれている通り、本書は猟奇的殺人を扱っており、凌辱の果てのとあるように

フィジカルの面でも、メンタルの面でも

*グロ描写があるので、苦手な方はお気をつけください。*

 

 

↓以下、ネタバレを含む↓

 

猟奇的殺人者とその家族

引退した刑事と被害者の妹らが軸となり話は進んで行く。

本書の大仕掛については、正直まったく気付かなかった

最後のページに辿り着き、彼女の最後の台詞を聞いても頭が追いつかなかった

ただ、呆然と

 

「は?…どういう事?…」

 

言ってる事は分かるが、意味が分からない

そんな状態になってしまった。

まさにポルナレフ状態。

 

叙述トリックというのは、ミステリにおける定番であり、今作はその中でも人物に焦点を当てたトリックなのだが

今作は、その犯罪の特異性やその描写もさる事ながら上手く読者をミスリードさせる仕掛けが巧みに散りばめられており、見事に騙されたわけだ。

 

しかし、ミステリとなれば疑って読み進めてしまうもので、モノによっては後半に差し掛かる前にも仕掛けが見え透いて来そうなものだが…

そうはならなかった理由はいくつもある。

 

中でもずっと引っかかる点があり

そこにこそ今作の謎があるのではと読み進めていたが、そうでも無かった様だ

ある意味そのせいで仕掛けにあっさりと騙されたとも言える。

 

ここは、個人的な見解だが

今作は、異常な人間が、実は二人いると思っていて

その一人は、当然猟奇的殺人者の犯人その人

もう一人おかしな人がいるのだ

その事が気になり読み終わった後に

他者のレビューなどを流し読みしたが、大仕掛けの話とグロ描写についてばかり言及されているので、もしかしたら私だけが"彼女"を異常だと思っているのだろうか…?

というのが、引っかかっていた点

 

既読の方の中には、同じ様に"彼女"の異常性を不思議に感じた人もいるかと思うが。

 

その"彼女"とは雅子である

 

蒲生 雅子は、名前の通り猟奇的殺人者である蒲生 稔の家族の一人

雅子は、息子が殺人者なのではと薄々と感じて

息子が不在の間に、部屋を調べ

ある日、見てはいけないモノを見つけてしまう…

 

ここで一番の問題があって

母親が息子の性の問題について気にする

この様なことは、特段おかしな事ではないかと思うが、この雅子氏、息子の部屋中調べまわり

エロ本の在りかから、ゴミ箱を漁りオナティッシュを確認して息子のオナニー回数を、週に何回程度かまで把握するという

 

かなりの異常性

 

作中では雅子氏も、息子を愛するが故に

息子の心配をするのは当然なんだと

自分に言い聞かせ息子の部屋を探し回り

以前は週に3〜4回だったのが、最近は週に1〜2回に減ってる!おかしい!彼女でも出来たのかしら?そんな素振りも無いし臭いもしない…

 

「いやいやいや、そらこんな母親がいたら息子さんグレますよ」

と思わせるのも、もしかしたら我孫子先生の巧妙なトリックの一端なのか。

 

後半は雅子氏の異常性が目についてしまって

色々見逃した部分も多そうだ。

何より思ったのが

「雅子氏のこれって普通じゃないよね?」

という事

流石に週ペースまで把握するのは常軌を逸してると言わざるをえないだろう。

 

そしてこれは、女性または息子のいる母親からみたらどう思うのだろうか?

ペースまで把握は流石におかしく無いか?

セクハラにならない程度に女性目線の意見を聞いてみたいところである。

 

同年代であれば、丁度思春期の息子を持つ母親も居そうであるが、そんなことを聞ける相手は居ないしなぁと思ってみたが

そもそも、女性の友達も知り合いも居ないんだった。

 

 

ただの不健康なおじさんが一人。

殺戮にいたる病には罹らない様に。

サンドリの話

今回も芸人ラジヲの話

 

題名の通りなのだが

 

「サンドリ」

 

と聞いただけで分かる人も少なくないと思う

 

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER

 

である

 

芸人の有吉弘行さんがパーソナリティを務める

ゲスなラジヲ

内容的にブラックジョークが濃すぎて、中々紹介しづらいものではあるのだが

ブラックなネタが好きでシニカルな笑いを求め

シュールな世界に浸り、ネットとリアルの世界の狭間で生きているのか死んでいるのか

よく分からない

デジタルワンカッパーで無職の私が、日々どのやうな暮らしぶりなのか…

漆黒の闇、その闇の一端を垣間見る事ができるかも知れない…。

 

 

芸人の中でもトップランクの面白さ

その頭の回転の速さから来る強烈な一言

バラエティで数多の伝説を残してきた男

 

有吉弘行

 

そんな、みんな大好き有吉さんがパーソナリティを務め

月替わりでアシスタント(主に事務所の後輩で、アルコ&ピース、タイムマシーン3号や、デンジャラス安田)らが参加する形で収録

 

ニュースに一言や

ゲスナーと呼ばれるリスナーからのメールを元にコメントをしていくのだが

このゲスナーと呼ばれる方々が、これまたレベルの高い人が多く、ワードセンスやニュースのチョイスが絶妙であり大いに笑わせてくれるのである。

 

 

特徴でもあり、ゲスと呼ばれる所以とも言える

その内容は、ここには書けない様なモノも多く

かなり強烈な下ネタだったり、芸能人を揶揄するものであったり、毒舌と下ネタの塊である、とてもTVでは流せない様な内容ではあるが、ブラックジョークに理解があれば楽しめるだろう。

 

昨今、テレビ業界もコンプライアンス

過激な表現はほぼ見かけなくなってしまったが

ラジオらしさが全開であるこのサンドリが、そうした鬱憤を晴らしてくれる場として、この先も変わらず続いてくれることを願ってやまない。

 

芸能人(その辺は詳しくない)にも、熱烈なファンが居るとか居ないとか、内容が内容なだけに憚られる所もあるのかも知れないが

以前には、ゲストとして若槻千夏さんや

ラグビー選手の畠山さんなど

 

 

因みに某アイドルグループのメンバーがサンドリ好きを公言していて、推せるなぁと思っていたが引退との事で悲しみ。

 

 

ラジヲに馴染みの無い人に、いきなりオススメするにはハードルが高いかも知れないほど

内容がハード

また、芸風(最近は丸くなってしまった様だが、キツイ毒を吐く有吉さんのキャラ)が苦手な人には向かないかも知れない。

TVで言えば、タレント名鑑とかのブラックジョーク部分を煮詰めた様なもの

 

 

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER

正直、何を今更といった感が強く

紹介する迄も無くみんな知ってるだろうが

ラジオを聴く習慣の無かった頃はこんな世界がある事を知らず、損をしていたと思うほどなので、普段あまりラジオを聴かない、聴いた事がない人でも毒舌や下ネタに耐性のある人は是非オススメしたい。

 

JFN系列という事で、中には聴けない地域の方も居るかも知れないが、本当に面白いので

是非一度視聴してみてはどうだろうか。

 

アニメの話

その存在を知ってからハマり続けているアニメがある。

 

知ってる人は知っている、普段地上波のアニメしか観ない人は知らないかもしれない。

 

因みに、日々放映されるアニメを追いかけ

自他共に認めるアニメオタクの友人O君は知らなかった隠れた?名作

 

 

その名も

 

ポンコツエス

〜魔王と派遣の魔物たち〜

 

これがまぁー面白いのです、地上波では無くネット配信なので、もしかしたら聞いたことないと言う人もいるかも知れない。

そんな人は今すぐYouTubeで検索して欲しい

全話では無いが公式YouTubeチャンネルの

VAP ORIGINAL CHANNEL

(*リンクの設定とか分からないので、文字をクリックしてもとびません)

で配信しているので、まずは一つご覧あれ

 

魔王軍で働く、ツノの生えた魔物"カク"と

スライムの"イムラ"がメインの

ポップなキャラクターが織りなすシュール系ギャグアニメと言うのだろうか

他にも三つ目の魔物"ミツイ"、黒魔法使い"クロヌマ"、大きな木槌を持った"ツチダ"などなど

様々なキャラクターが登場し

魔王様に命ぜられるままに、魔物の敵である勇者を探してみたり、勇者に倒されてみたり

時にはドングリを拾い集めたり、仕事をサボったり。

彼ら魔王軍の日常を描いたアニメである。

 

1話が約4分程度と気軽に観れる作品。

月に一回のペースで更新されており

最新話はabemaTVなどで配信されている

過去には一挙放送も。

 

 

この作品、とても驚きなのが

監督・脚本・声優を

"まつもとけいすけ"氏が一人でやっているという、これがすごい(語彙)

中にはゲスト声優を迎えた回もあり、それも有名な方々が出演されている。

月一回とはいえ、このクオリティで続いている

のがまたすごい。

 

月初めの頃に配信されるので、月の変わり目をポンクエで知ると言うポンクエマニアもいるとか居ないとか

 

 

他作品で言えば

"ピューっと吹くジャガー"や"日常"

(単純に個人的に好みの作品)

他には"ゴールデンエッグス"など、シュールな感じが好きな人は合うかもしれない作品。

キャラクターもカワイイ

ポンクエ

オススメです!

 

 

DQB2の話

ドラゴンクエストビルダーズ2が面白すぎる

というお話

 

某ゲーム実況者がやってるのを見て

我慢が出来ずに買ってしまったDQB2

まだ現時点では未クリア、多分そこそこ終盤

この時点で

 

"買いです!"

 

1の時も色々不満点はあれど、良作だったので今作も出来は良いだろうと期待はしていたが

中古で安くなったら手を出してみようかなと。

そんな風に考えていた時期もありました。

 

 

YouTubeばかり観ていると言う点ではある意味

YouTuberのワイ

 

「某兄者さんが、連日DQB2配信しとるな

どれ、DQB2面白そうやし観とくか」

「うわーやっぱりおもしろそうだなぁ」

「前作の不満点も部分改善されてるぽいな」

「あんな建物作ったらどうかなぁー」

「ワイならあそこはあんな感じで…」

 

……

 

よし、買おう!余裕は無いが買ってしまえ!

 

と言うわけで我慢出来ず買ってみた

DQB2ですが、現状様々な不満点はありますが

概ね良作かと思います。

 

前作より広く高くバラエティに富んだマップ

アイテム数も増え様々なギミックも登場

前作では不評だった、マップ毎のリセットも

今作は上手い具合に利用してダレずに遊べる仕様になっている。

 

前作だとストーリーが一定進む毎に一から作り直しになる部分で、素材集めの楽しみやマップの移り変わりを考えると必要な要素だが

今作は前マップで得たモノが無駄にならないようになっている。

 

前マップから持ち込みが可能になると

「鉄を取ってきて◯◯を作ってくれ」

の様なクエストが、前マップから鉄を持ったままだと成立しなくなってしまうが

その間を取った様な施策

 

基礎となる島があり、其々別の島へ冒険に行くのだが、基礎の島で各地で得たモノを使って

開拓するという遊びがあり、ここに持ち込めるが持ち出せない仕組みが前マップで得たモノを無駄にせず、ストーリー上必要なアクセントにもなっている。

 

なので、前作の

「ストーリーが進んで行くと前までのモノが無駄になる感」

が不満だったと言う人は安心して欲しい

 

また、他にも前作の大きな不満点

「移動が遅く、移動手段の乗り物も扱い辛い」

という、移動に関する不満も解消されており

スタミナを使ったダッシュ移動やストーリーが進むと手に入る高所からのグライダー移動、

各所ワープポイントも複数あり

(PVにあったクルマ?にはまだ乗れていないので不明)

移動に関するストレスが解消されている。

 

建築勢には重要な"高さ制限"も、前作より緩和されスクショのシェア機能もあって建築も盛り上がってるようだ。ゲーム内で他プレイヤーの作った作品を観ることが出来る。(スクショだけでなく、作成したマップの一部分をシェア出来る様だ ※素材島で見かけたがどうやるのか不明)

 

などなど前作の不満点がだいぶ改善された仕上がりになっている。

 

ただし、やはり今作にも不満点はあり

例えば

装備の切り替え、人に話しかける、扉を開ける

制作机を開くなどがすべて同じ◯ボタンなので

誤爆が多い

しかも、今作は相棒のNPCが常に付いてくるので、邪魔になる事も多いのが若干のイライラポイント

 

他にも、敵の湧き方の不満や一部には進行不能バグ(修正済?なった事ないので不明)が、あるとか、この辺は今後修正パッチなどに期待

 

 

前作未経験者はもちろんのこと

前作は楽しかったけど不満が多かったなぁなんて人にもオススメ出来る作品である。

建築自信無いから手出し辛い人も安心

メインストーリー遊ぶだけでも、十分に価値があると思う。